われわれの体にはいくつの骨があるか、みなさんはご存知ですか?
一般成人の場合、大小合わせると206個の骨から構成されています。その中でも大黒柱ともいうべき脊柱は24個の脊椎(頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個)、そして骨盤からなります。
骨盤はさらに仙骨、尾骨、左右の寛骨に分かれます。
脊柱は体の土台になるだけでなく、神経の通り道でもあります。脊柱から出た神経は全身の筋肉や皮膚、内臓などあらゆる場所に枝を伸ばします。つまりわれわれが体を動かす運動神経、痛みや刺激を感じる知覚神経、体の機能を調整する自律神経にとって非常に重要な役割を果たすのです。

脊柱のゆがみは、日常の立ち方、歩き方、座り方、寝方、その他生活習慣から引き起こされます。たとえばよく足を組む、横座りや横寝をする、同じ肩に荷物を掛ける、自分で首をボキボキならす・・・などが積み重なって体はゆがんでいきます。
また交通事故や接触の多いスポーツ(柔道、サッカー等)での激しい衝撃により引き起こされることもあります。
そしてゆがみがあるとバランスよく体を使うことが難しくなってきます。そうするとさらにかたよった動作が習慣になり、ますますゆがみを進行させてしまうのです。

本来われわれの体は日常生活していく上で、最も快適に過ごせるように設計されています。ところが上に述べたような原因で体がゆがんでくると、そういった本来備わっている機能が発揮されなくなります。さらにゆがみが進行すると、様々な体の不調を引き起こすことがあります。
たとえば頭痛、めまい、耳鳴り、顎関節症、肩こり、腰痛、関節痛、便秘、冷え性、生理痛、姿勢やスタイルの悩み(O脚・脚長差・猫背・側彎症等)といったものは、脊柱のゆがみが原因となって起こることも少なくありません。
そのような場合、土台がゆがんだまま痛い部分をマッサージするだけでは、根本的な原因はなくなっていないのです。

では体のゆがみを治すにはどうすればいいのでしょうか?
軽いものなら日常生活の見直しをするだけで改善することもあります。しかし多くの場合、どういったことに気をつければいいのか分からない、分かっていてもすでに体がゆがんでいるために、うまく出来ないといった悪循環におちいります。
そこで私たちの出番です。
最初に述べたように、人間の脊柱は24個の脊椎と骨盤(仙骨、尾骨、左右の寛骨)からなっており、それらの連結部が関節になります。それら27個の関節がそれぞれどの方向にズレているのかを、ご自身で判断するのはきわめて困難です。
私たちはそれら脊柱を目と指でチェックしてその中からズレやゆがみを探し、適切な方向に適切な力で圧を入れることによって矯正していきます。
よく「矯正って痛いんですか?」と尋ねられることがあるんですが、基本的には痛くありません。なぜならひとつの骨を動かすためには、さほど大きな力は必要としないからです。ただこれには個人差があり、特に長い間ゆがんだ状態がつづいている方などは、通常よりは少し強い刺激が必要になることがあります。その場合も痛みを確認しながら進めていきますのでご安心ください。

脊柱を矯正する際にポキッと音が鳴ることがあります。この音はクラック音といわれるものですが、いったい何の音か皆さんはご存じですか?
先に述べたように、脊柱の連結部は関節となっており、それを関節包というカプセルが取り囲んでいます。そのカプセルの中は滑液という液体で満たされており、潤滑油の役割を果たします。その潤滑油の中に二酸化炭素の泡がたまってきて、一定の圧力が加わった時その泡ははじけます。その時の音がポキッと聞こえるのです。
指を曲げて音が鳴る、あるいはしゃがんだ時に膝が鳴るといったものと同じ原理で、決して骨がズレたりハマったりする音ではありません。
ですので音が鳴ったから矯正が成功した、鳴らなかったから失敗したというわけではありません。ズレている骨が正しい位置に戻っていれば音が鳴らなくても構いませんし、逆に音が鳴っても動いていなければ意味がないのです。
ただ治療家の中にも、骨のズレも分からずに音の鳴らし方だけを練習して自己満足している方もおられるようです。この場合も音が鳴るとなんとなく矯正された気にはなりますが、実際には悪化することはあっても良くなることはありません。
矯正できたかどうかは私の場合、音ではなく指で確認しています。
よく初めて矯正を受けられる方に「ボキッて鳴らされるんですか?」と尋ねられることがあります。また、おそらく他院でいやな思いをされたのでしょう。「ボキッて鳴らすのはやめてくださいよ」と初めにおっしゃる方もおられます。そのような時には「音を鳴らすのが目的ではなく、関節を正しい位置に動かすことが目的です。その時に音が鳴ることもあるんですよ。」とお答えしています。


施術後、一時的に体がだるくなったり、眠気がでることがあります。
これは好転反応といって、今まで悪かった体が急に良くなり、その変化に体自身がびっくりしている状態です。体が良くなっていく際によくおこる正常な反応で、翌日には治まりますのでご安心ください。
また矯正して脊柱が整い痛みがとれたとしても、すべてが完全に治ったわけではありません。特に悪い状態が長く続いていた方の場合、継続して治療を受けていただいくことをおすすめします。どうしてもはじめのうちは、体が悪かった状態に慣れているため、またもとに戻ろうとするためです。
何度か治療を続けていくと体も正しい状態を覚えてきますので、だんだんもとに戻りにくくなり、いい状態を維持しやすくなります。そうなってくると、たとえば週1回だったのを2週に1回、3週に1回と来院ペースを減らしていっても大丈夫です。
そして最終的には1か月か2か月に1回、体の定期的なメンテナンスという形で通っていただければ、また何かあっても早めに対処できますので、そんなに悪くなることもありません。
ただし症状を引き起こした原因が日常生活の中にある場合は、それが改善されなければいつかまた再発する可能性があります。これは私たちがアドバイスすることはできますが、実行するのは患者さんご自身です。無理のないペースで結構ですのでぜひ頑張ってみてください。
ただ治療を受けていただくことによって、当初しづらかった動作や姿勢ができるようになってくるので、日常生活での改善もしやすくなることが多いです。
また自分で首をボキボキ鳴らすのがくせになってしまっている方もいらっしゃいますが、これも要注意です。普通に生活していて何かの拍子に音が鳴るのは構わないのですが、一時の爽快感を求めて自分で勢いよくひねったりすると、前述のように逆にズレてしまうこともありますので、なるべく控えた方がいいでしょう。

それ以外にも注意点はありますが、後は個人レベルでのお話になってきますので、その方に合わせて気付いた点をアドバイスさせていただければ、と思います。
またわからないことや気になることがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。出来るかぎりのお手伝いをさせていただきます。

 

 

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